3月2日の日記

2005年2月28日 日常
 今日は有給を使ってスキーに行った。早朝2時半に起きて師匠の同僚3人と集まるというのもハードだ。でも、リフトの動く朝一から行きたいのだから仕方がない。

 新潟の舞子スキー場に行ったのだけれど車の中の眠さもどうしようもない。一応、起きていないと運転者に申し訳ないと思うのだけれど寝てしまうものは本気でどうしようもない。努力だけ買って貰うしかないと割り切るしかない。だって、生理現象なのですもの。

 さて、彼の同僚3人はかなり素敵な人ばかりだった。師匠の友達というと斜め下のSさんとかジョンとかこの前の合コンのお宅とか異様なまでのすっとぼけキャラとかなんだか微妙な点がちらほらある人ばかりだったのだけれど今回同行した3人は粒揃いの素晴らしさだった。見掛けも意見も行動も真っ当。さすが、既婚者であるというか、売れ残っていないだけのまともさがあると思った。それと同時に、これは結婚相手を確保するというのは争奪戦なんだなと羽蟻の空中乱舞をイメージしてしまった。(※蟻は雌蟻と雄蟻がある日突然巣から飛び立ち、空中結婚するのだ。)同時期に生まれた相手はやはり有限の存在らしい。大体、戦争を起こして無残に負けようものなら年頃の男性がめちゃくちゃ少なくなって女性があぶれる。男はいくらでも居るんだよと失恋した女の子への慰めのセリフでよく言うけれど実は無限に居る訳ではない。彼らはどんどん売れていく。結婚したくないというポリシーを持つ少数派以外は大抵女性のロックオンを受けて良い順に居なくなる。

 リフトの上で、私は師匠によく今まで残っていたねとしみじみ眺めつつ言ったのだけれど彼は私の理論をよく理解していないようで不思議そうにしていた。まぁ、彼も危険なことばかりやっているバイクお宅なので彼女や母親としてはたまったものではない難点のある人だ。だから残ったのだろうとも思ったけれど、彼は私と付き合って変わったと自己申告していた。やはり、休日にレースやその練習に行かなくなったので怪我しなくなったという。カーとも、もう売ってしまおうかという流れだ。本当に、3回くらいしか乗らなかったという今までの彼にない緩みっぷりらしい。私が口をすっぱくして「レースに出ないで」とも言っていないのに彼がレースより私との時間を選んだのだから素敵だ。彼の年齢的なこともあるのかも知れないけれど私は何らかの優越感を感じる。

 帰り道、彼の運転中に聞いたのだけれど、高専の時、16歳の師匠がまな板を膝に着けて走っていたという話を聞いたりすると特に。筋金入りの師匠の筋金を柔らかく加工できたような気がして。

 今日は天気が良かったのでみんな日焼けして大変な状態だった。でも、晴れた日のスキーは最高だった。

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